ソチの冬季パラリンピックで、トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)が開発したシットスキーを使ったドイツの女性選手が、バイアスロンで金メダルを獲得したそうです。
これは金メダルを獲ったアンドレア・エスカウさんの練習中の様子。
すばらしいニュースなんだけど、残念なことに日本ではまったく報じられてないみたいですね。
このシットスキーというのは距離競技に使用されるもので、サスペンションがついてない単純な構造の座面付きスキーですが、このカーボン製の座面がすごい。他の選手のシットスキーはアルミ製パイプフレームとFRP製の着座部分による構造なんですが、TMGがつくったのは1.5mm厚のカーボン製で、軽さももちろんですが、フィット感抜群とか。
そのほかにもTMGには風洞もありますし、解析用のコンピュータもあるわけで、そのような意味ではF1のテクノロジーが有効に活用されていることになりますが、なんだか、いろんな意味でパワーがありあまっちゃってる感じ?
いろいろお忙しなTMG。ル・マンの発表会も月末にポールリカールであるそうですし、そろそろヤリスのテストカーも走りだすでしょう(きっと)。これからもますます忙しくなってほしいですね!