いろいろあった週末でしたね、ポルトガル。それにしても、さいきんクビサのクラッシュのニュースばかり書いていたような気がします。多いですね。

数えてみたところ、昨年のラリーGB以降、クビサがWRカーに乗ってから、なんとクラッシュが10回！

1.GB Day2 SS4 ハーフレン
2.GB Day3 SS11 ダイフィ
3.モンテカルロDay2 SS9 ヴィトロル
4.スウェーデンDay2 SS12 レーシェフォシュ
5.スウェーデンDay2 SS14 レーマン
6.スウェーデンDay3 SS20 ヴァルムルソーセン
7.メキシコDay1 SS10 スーパーSS1
8.メキシコDay2 SS13 オテーツ
9.ポルトガルDay1 SS4 アルモドヴァル
10.ポルトガルDay2 SS9 サンタナ・ダ・セーラ

厳密にいえば、スウェーデンの3つはコースオフによるスタックで、リタイアとはなっておりませんが、そのほか7回は、デイリタイアを含め、すべてリタイアに直結するクラッシュでした。

これまで5戦で行われた99ステージのうち彼が走りきったのはわずか50ステージのみ。・・・まともに走ってないレベル、ですね。

スウェーデンの後、彼は速いペースにこそ学ぶべきものがあると語っていました。その言葉にはたしかに説得力はありましたが、それはあくまでドラテクの話です。優勝レベルまでペースノートの精度を上げるのは一年では不可能で、それはなにをおいても密度の濃い実戦を経験することで成しえないわけです。

走ることができなかったステージがこれだけの数のあることを知ると、やはりあまりにもったいない！ 同じことを繰り返していたら、何年やっても新人のままであることに、彼もそろそろ気づいていいころかも・・・。