やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

WRCはラリークロスに何を学ぶべきか。

さいきん、マニュファクチャラーの公式動画のアップが少なくなっていると思ったら、WRCプロモーターとマニュファクチャラーがTV中継問題でぶつかっているようです。
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くわしくはニュースを読んでいただくとして、ポルトガルではとうとうドライバーにWRC中継のインタビューに応じないようチームが方針を打ち出したのだとか・・・なかなか根深い問題がありそうですね。

新しいプロモーターは昨年、TVプログラムの強化のためにWRCにもラリークロスのようにわかりやすい決勝ステージを導入すべきとして、競技の構造改革を進めようとしていました。テレビ的な発想による性急な変化にマニュファクチャラーが反発しているのかもしれません。

今週、世界ラリークロス選手権がイタリアでメディアデイを行い、いよいよ初開催まで一週間後に迫っています。フォード、プジョー、VWが有力チームの支援を決め、すでにテレビ中継についても30局が確定したそうです。

ジャック・ビルヌーブにつづいて有名なドライバーたちがあとに続きそうですし、ジェンソン・バトンもF1を引退したら走りたいと言っているように、テレビ番組にしやすい世界ラリークロスはどんどん人気がでるかも。

ラリークロスにラリーを変える何かヒントがあるかもしれませんが、ラリークロスとラリーの競技の魅力はまったく別なものでありますからねえ〜。

まずはプロモーターとマニュファクチャラーの関係だけは一刻も早く修復なってもらいたいものです。そこからの進展を期待したいところです。


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