やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

クビサは金曜日、オジエに89秒差を付けることが可能?

ラリー初日を11番手という好ポジションからスタートするクビサが、あえて金曜日のシミュレーションのためにシェイクダウンでも後方のクリーンなポジションでスタートしたというニュースにちょっと唸ってしまいました。

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3.48kmのシェイクダウンのステージで最終的にクビサは0.1秒差のトップタイムを出していますが、注目したいのは1回目の走行。まだ路面に大量のグラベルが残るコンディションでクビサはオジエを3.9秒引き離しております。これは1kmあたり1.1秒以上の差がついたことになり、計算上では金曜日の朝のループの79.80kmでオジエに対して89秒の差をつける可能性があることを意味しています(ホントかな?)。

しかし、シェイクダウンでの2回目の走行では大きく差を付けることができませんでしたので、路面がクリーンになる午後のループではあまり差がつかないかも・・・。

この計算が当たるか外れるか、あとわずか2時間半後にはほぼ判明するわけですが、意地悪な言い方をすれば、サルディニアでもっとも注目されるのは、はたして金曜日にどのくらいオジエが遅れるか、ということに尽きると思います。

木曜日に行われた記者会見でオジエは「アルゼンチンで勝てなかったことも、路面掃除もプレッシャーにはなっていない」と、冷静であることを強調しています。しかし、5番手ポジションからスタートのミッコ、7番手のヌービル、後方にはドライグラベルでの逆襲を待ちかねていたドライバーもうじゃうじゃおりますし、あくまで机上の計算ですが、ここまでタイムが開くとさすがに王者も冷静ではいられなくなるでしょう! 意地悪いようですが、今日はそこに注目ですね!

さて、木曜日から土曜日までの併催イベントとして行われているイタリア選手権第4戦も要チェックです。

こちらにはプジョー208 T16のパオロ・アンドレウッチもおりますし、WRCと同じステージを走るため(1回しかループしませんが)、WRCのドライバーとのタイムも比較してみたいところです。

金曜日のステージは19.81kmのテラノヴァ・ノルドが現地11時35分(日本時間18時35分)のスタートとなります〜。

さて、この週末は福島県で全日本選手権第3戦「がんばろう! 福島MSCCラリー」が開催される予定となっております。東白川郡棚倉町のルネサンス棚倉を朝7時半にスタートし、土・日の二日間にわたり14SS/62.72kmで争われることになっています。

昨年はルネサンス棚倉の特設ステージだけがギャラリーステージとなっておりましたが、新たに日曜日に行われる鹿角平観光牧場ステージにギャラリーステージが設けられたほか、スパリゾートハワイアンズ(土曜日)とルネサンス棚倉(土・日曜日)のサービスパークは無料で見学ができるそうです。迫力あるラリーカーを身近に観戦できるチャンス、天気が回復するともっといいんですけど、雨対策は万全に! J-SPORTSの栗田さんも来られる(あくまで予定)との裏情報です!


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