チームオーダーはファンへの裏切り行為だと語ったVWのカピト、サルディニア以降残りのシーズンにおいてもそれを使うことはないと宣言しました。
それにしても、清々しいスポーツマンのようなカピトの言葉にじゃっかんの違和感を覚えるのはなぜ? それを彼に言わせたのはチームの二人以外に優勝争いに加わるライバルがいないことにも原因があるとは思うけど・・・。
さて、それはともかく、彼のこの言葉によって嵐は避けられなくなりました。
思い出すのはアルゼンチン。リスクを負うにはあまりに危ないコンディションとなった最終日、オジエはスピードを緩めて自らの意志によって戦いの幕を引きました。
ゴール後の記者会見でオジエが語っていた言葉が蘇ります。
「最終日に二人が優勝を争ってプッシュしていたら、どちらのマシンもゴールに辿り着かなかったかもしれない」
本日、サルディニアの事前情報が公開されました。二人の優勝争いを想像するだけでなんだかドキドキしてきました。