わずか4ステージしかなかったけれど、いろんなことがあったサルディニアの二日目。そのほとんどが「モンスターステージ」と呼ばれる59.13kmのモンテ・レルノのステージで起こりました。
1回目の走行でヤリ-マティがスローダウンした原因となったオーバーヒートの警告表示は、センサー故障による誤報だったようですね。しかし、この誤った情報が引き金になってさまざまな出来事起こりました。
このステージで起こったことを簡単にまとめるとこんな感じ。
ラトバラに水温異常の警告→アンチラグをスイッチOFFしてロードモードでタイムをロス→チームがセブにラトバラのオーバーヒートのメッセージを送信→セブのモニターは「LAT OVERHEAT」が全部表示できなくて「LAT OVER・・」と表示→セブ、ラトバラのリタイアと勘違いしてスローダウン→ラトバラのスプリットが走行中の表示のためセブ再びバトルモードへ→警告が消えたラトバラ、アンチラグをON。
・・・それにしてもセンサーさえ問題なければねえ。
これで17.7秒差に縮まらなければ、焦る必要もなかったし、2回目のモンテ・レルノでのパンクも起こらなかったかも・・・ねえ。
それにしても、まだまだ焦りだすと心の闇のなかからモンスターが現れるようです。ラトバラ、帰ったら反省会だな。
さて、サルディニア最終日は、日本時間14時39分スタートの8.98kmのカーラ・フルミーニのステージから始まります。
ちょっとガッカリモードとなってしまいましたが、ラトバラも最後までマキシマムアタックで行くと宣言しておりますし、こんなにいろいろあったんだから、最終日もなにが起きるかわからないですよ!