ラリー・エストニアでグループNマシンながら総合2位に入ったアレクセイ・ルクヤヌク。今年初めてのグループNマシンでのERC表彰台です。いるんだねえー、世界には底抜けに速いやつが。
オーバー200kmでドリフトしていても雑草の先の道もちゃんと冷静に見えているそうだ。(ぞわぞわっ)←さぶいぼの出る音。
彼の名前を最初に聞いたのは、昨年のERC第2戦のラリー・リエパーヤでした。このときもプジョー207 S2000に乗るデルクールをグループNランサーで追い詰めて、もうすこしで表彰台まで迫ったところでエンジンを壊してリタイアとなってます。
こんなヤツが世界で走るチャンスはないものだろうかと思っていたところ、今年の1月に、それまで所属していたチームASRTがシトロエンDS3 R5を購入してルクヤヌクとともに世界選手権にするというニュースが! 楽しみにしていたんですが、その後、続報がなくておかしいなあと思っていたら、EAMVモータースポーツに移籍しているんですね。冬の間になにがあったのやら・・・。
でも、こうしてふたたび彼の名前が世界を驚かせることになったわけですから、なにかきっと新しいチャンスが生まれるかもしれないですね。
エストニアの記者会見で「ほかのERCイベントに出場するコインがない」と彼は語っているので、残念ながら、しばらくはメジャーイベントでの登場はなさそう。
フィンランドで走らせたかった!