ブフィエのドイツ参戦がヒュンダイから発表になりましたね。去年のテストドライバーのなかで、ただ一人だけワークスで世界選手権にデビューさせてもらえませんでしたが、やっと出番が回ってきました。よかったじゃないのさ!
彼は過去2年連続でポーランドチャンピオンになった経験があるので前戦ポーランドでのデビューもあるのかなあ、と密かに期待していたんですが、ターマックラウンドで起用されたということは、優勝したフランス・ラリー選手権ラリー・アンティーブのご褒美みたいなものなのかな。
でも、アンティーブはたしかにヒュンダイにとっても歴史的な勝利になったわけですけれど、i20 WRCのターマックのパフォーマンスについては、ちょっと疑問が残る内容でした。
結果的には土砂降りのなかで奇跡的な逆転劇になりましたけど、彼の腕をもってしてもi20 WRCはジュリアン・モーランのフィエスタWRCに1kmあたり0.6秒遅れていたようですから、まだまだという印象です。
ともあれ、晴れてワークスドライバーの仲間入りです。昨年のドライバー発表のときも一人だけ壇上に立てず、今季もこれまでプジョーやフォードなどイベントごとに違うクルマに乗ってきたわけですから、そらー、うれしさも格別でしょうね! まだまだ36歳、もうひと輝き、みせてほしいものです。
そういえば昨日のブログで書き忘れたのですが、ヌービルが今週末にベルギーのメテで行われる世界ラリークロス選手権にヒュンダイi20で出場するという噂がありましたが、やはりただの噂だったようです。そのかわり、主催者によれば土曜日にゲストとして登場するのだとか。
でも昨日まで韓国にいたかと思えば、明日からはフィンランド・テストです。この忙しさじゃ、どう考えても出られないよね。