今週末のラリー・ボヘミアでシュコダ・ファビアR5のテストカーがセーフティカーとしてデビューします。
まだプロトタイプマシンだけどね。
このテストカーは、現行ファビアS2000のボディにR5規定で開発された1.6リッター・ターボエンジンを搭載して、すでに1年前から走行試験をチェコ国内で開始しておりますが、正式にこのマシンが紹介されるのはこれが初となります。
フロントバンパー、ボンネットのエアアウトレットの形状などはファビアS2000とは異なっているようですね。
すでにフォード、プジョー、シトロエンがR5をデビューさせていますし、WRCもERCもこのクラスはもはやR5マシンによる大激戦になっています。ファビアR5はライバルたちからやや遅れて登場することになるわけですが、3度のIRCタイトル、2度のERCタイトルを獲得し、このクラスでもっとも成功を収めたファビアS2000の後継マシンとなるだけに注目度は大きいです。
シュコダはこれまでにこのプロトタイプマシンで欧州各地やギリシャでもかなりの時間をかけて念入りに走行テストを行っているし、ひとまずこのマシンが今週末、どんな走りをみせてくれるのか楽しみにしたいと思います。