ポルトガルが北に移動することが決まり、ヤリ-マティが2009年に20回転して落ちた、あのフェリセスのステージともお別れとなります。
来年からはファフェやロウサダといった、待ちに待った伝説のステージが復活することになり、これでメデタシメデタシ・・・・かと思ったらそうでもないようですね。
北に開催をさらわれてしまったアルガルベのリゾートホテル協会が130億円の損害だと算出して、地元の新聞で怒りをぶちまけています。
どれほど説得力をもった数字なのかわかりませんが、新しく建設されたリゾートホテルにとってはハッピーな決定ではなかったでしょう。
でも、失うのはお金だけじゃないですよね。北に見捨てられた形のラリーがここまでやってこれたのは、5年前からホストタウンとして大事に世界ラリー選手権として育ててきたファロ、アルガルベの地元の自治体やファンの人たちの協力あってこそだし、そういうのはお金で換えられないものですからね。十勝もそうだったし、地元はがっかりだろうなあ。
ひとまず、さようなら、アルガルベ。それにしても、もっと他にもいい写真とか思い出あるのでしょうに、よりによって真っ先に思い出したのが、ヤリマティのクラッシュだなんてねえ・・・。