今日はちょっとラリーの話じゃなくて、おいそれとクルマをぶつけられないなあーという話です。
(写真はイメージ)
知人が憧れだったという国産高級セダンを購入したと知ってびっくり、その保険料が年間54万だと聞いて、またびっくりです。
役員を務めていた会社を辞めて、初めて個人の名前でクルマを購入、つまり保険は新規加入の一番下の6等級の扱いになるので保険料は高いのだそうです。
へー、それはたいへんですねえ。なんて、適当に相づちをうっていたら、ここからがもっとすごい。駐車中にぶつけられてしまい、さっそく保険で直そうとしたら、来年から3年間(!)続けて保険料が90万に上がりますと保険屋さんに釘を刺されたというのです。
「おー、それじゃあ、安易に保険使えませんよねえ」なんて、他人事のようにへらへら笑っていたのですが、あとで保険会社に勤める知人に念のために確認したところ、これは何も新規の契約者に限った話じゃなくて、誰でもそうなのだそうです。えー、それって聞いてないなあ。
僕の場合、年間20万円近い保険料を払ってますが、単に等級が下がるだけじゃなくて、来年から保険料が3年間にわたって34万円払うということは、バンパーこすった程度の修理に保険使ったら、完全に損する計算です。
保険会社の知人によれば、「ほんとに万が一の事故に備えるために保険をうまく利用してほしい」とのことですが、それじゃあ保険料が安くなってもいいはずなのに、損害保険料率算出機構が料率を上げることを決めたため、さらに年末から損保は一斉に保険料を値上げする見通しなのだとか!!
なんでも、若い人のクルマ離れが進み、保険料収入が減り、さらに保険金の支払いが増えたことでやむなく料率が引き上げられるのだとか・・・。
それじゃあ、なおさら若い人は保険入らなくなるでしょうーがっ!