仕事ができてもいないのに、夕方事務所で昼寝したら2時間も寝てしまいました。激しく後悔。早くも夏バテ気味です。

さて、屈指のハイスピードをほこるラリー・エストニアが今週末に行われます。初めてのヨーロッパ選手権イベントとしての開催です。

エストニアというと、ロールプレイングゲームで描かれるような古い街並みを想像してしまうのですが、SkypeをはじめとしたIT事業が盛んなのだそうで、どんな田舎でもWiFiが飛んでいるのだそうです。タナクも「ラリーも速いけど、インターネットは高速でどこでもサクサクつながる」と豪語しているほどです。うらやましい〜。

さて、フィンランドの前哨戦として多くのドライバーが参加しているラリー・エストニアですが、今年はERCイベントして開催されるためWRカーの出場者はおりません。しかし、今年は、ラッピとタナクの対決に注目してみたいと思います。

僕は前からこの二人の対決が見たかったんですよ。タナクの速さはこれまですでに何度も証明されているわけですが、アイルランド最速のブリーンを彼の地元で破ったラッピが、ここでエストニア最速のタナクを破ればまた一段階上の速さを証明することになるのでは？

不振続きだったタナクも2 代目Duckの復活でポーランドではWRC2初勝利を獲得してますし、これからの高速イベント連戦がさらなる速さへのターニングポイントになるといいんですけどね。

ちなみにラリー・エストニアの平均速度は、2011年にオストベルグが勝ったときは129.4km/hで、これは昨年のラリー・フィンランドでオジエが勝ったときの平均速度を10km/hほどオーバーしています。速い！