土曜日、SS20で右フロントのブレーキを失い、そのあとの3ステージをそのままのマシンで走らなければならなかったラトバラ。ブレーキを踏むとヨーが発生し、マシンが左に旋回を始めようとしたそうです。
そんな暴れるマシンで彼はなんども危ないシーンを切り抜けて40kmほどを走り、オジエに対して27秒しか失わなかったのは、ほんとうに奇跡に近いことだと思います。
最終日はもう始まっています。モニターに刻々と写しだされるラトバラとオジエのタイムから目が離せません。二人の戦いを最後の瞬間までしっかりと見守りたいと思います。
こんなにも素晴らしいスポーツなのに、それでもフォーマットを見直さなければならないと主張する人がいる理由がわかりません。