クリス・ミークがラリー・フィンランドで何かをつかんだようです。彼はそれを「Feeling(感覚)」と呼んでおり、ヤリ-マティからも、攻めないで感覚が自然に降ってくるようになるとフィンランドで速く走れると言われたそうです。
深いなあ。
英国出身のドライバーのフィンランドの表彰台は、2003年のリチャード・バーンズ以来となります。ヤリ-マティの優勝の陰に隠れてしまった感もありますが、シトロエン・ワークスに抜擢されて半年、どうやらミークも新しいステップへの入り口に立ったと感じているようです。
ミークの成長のたびにコリン・マクレーからのサポートを思い出すのですが、彼が生きていれば、8日には46歳の誕生日を迎えていたはずです。リチャードも亡くなって8年が経ちます。イギリスのレジェントたちも、フィンランドでのミークの走りをきっと喜んでいたことでしょう。