ラリー・フィンランドはもはやフライングフィンたちの聖地ではない? なんてラリー前に疑念の声が挙っていましたが、ヤリ-マティが「強い思いさえあれば願いは届く」ということを、きっちり証明してくれました。
でも、ヤリ-マティだけじゃありません。ちゃんと若手も来ていました。
フィンランドWRC3カテゴリーで優勝を飾った地元テエム・スニネン、20歳。自分でペースノートを作り始めて7戦目でのWRC3勝利です!
もちろんジュニアWRCでの常連たちを破っての快挙。横転したにもかかわらず。信じられない!
でも、ラリー・フィンランドではもう一人すごい隠れキャラがいたんです。25歳のヘンリ・ハーパマキ。なんと、中古のシトロエンC2 R2 Maxで、スニネンを上回る総合15位。もちろん2輪駆動マシンでの最上位です!
ハーパマキのことは気になるので、明日のニュースでもうちょっと詳しくお伝えするとして、次世代フィンにはエサペッカ・ラッピもいるし、ユホ・ハンニネンもいます。さらにその次の世代も育ちつつあるようです。
ラトバラのすばらしい勝利を今日、目撃したこの子も、その次のフライングフィンになるかもしれません。
どうやらトップがきっちり手本を示せば、伝統はしっかり守られるようです!