フィンランドでの自分自身にがっかりしていると語ったミッコ。しかし、こんなはずじゃないと思っていたのは彼だけではありませでした。それに続くように、ミッコには心底失望したと言い放ったマルコム・ウィルソン・・・。
ここのところ不運がつづいていることもたしかですが、どうもネガティブなコメントも多いようです。WRCライブのインタビューに対しても、暗い発言が多かったらしく、マルコムも「彼がドライビングを楽しんでいるようには思えない」とダメ出しをしています。
マルコムは、クリス・ミークのように笑いとばしながらやってほしいとわざわざ名前を挙げています。たしかに! ミークはいい感じですね。例えるなら、高校野球で逆転のヒット打った選手が守りでもファインプレーしちゃうような、いい波に乗っている感じが伝わってきます。
今週、フィンランド国内ではミッコが今季で引退をするという報道がされたらしく(この記事は探したのですがみつかりませんでした)、おそらくいくつかのメディアから本人へ問い合わせがあったのでしょう、ミッコはメディアに向けて「勝手に決めつけないでほしい」という趣旨のコメントをtwitterにポストしていました。しかし、この発言ももう削除されてみあたりません。
この報道の裏でなにがあったのかわかりません。しかし、母国のファンはそれはがっかりだったでしょう。フィンランドでミッコがミークを上回ったのは26SSのうちわずかに1SS。どう足掻いても表彰台には届かなかった・・・その現実はあまりに重いものです。これからの後半戦、Mスポーツのエースドライバーとしての結果が彼に求められていることはたしかであるようです。