フィンランドで背中を痛めたブリーンもめでたくドイツにやってきました。月曜日にはフィエスタRS WRCをテストしていますが、背中にはプロテクターを装着しています。
腰痛はラリードライバーの職業病のようなもので、サービステントの裏で背中を伸ばすストレッチを行い、「OK、行ってこい!」みたいなシーンをよく見かけます・・・多少痛くても、なかなかドライバーは走り出したら止まることができないんですよ。
そういえばドイツでは昨年、ミカル・コシューツコがバンピーな路面ではねた際に背骨を圧迫骨折、彼は無理して母国戦のポーランドを走ってしまい、さらに悪化、今季を棒に振る形となっています。
ラリー・ポーランドの前に行われたレッドブルのインタビューで、コシューツコは「いまは痛みはなく、クルマの運転ができそうだけど、今年はラリーを行わずにリハビリを続け、来年はぜったい走るよ」と語っていました。
テレビのスポーツレポーターとしても忙しい様子、こんなにアクティブなら背中も大丈夫のはず! それにしても回復には時間が掛かるんですね。背骨の骨折はレントゲンではっきりわからないケースもあるし、神経を圧迫していると痛みや麻痺が残るようです。ブリーンにもあまり無理をしないでもらいたいですね!
明日21日はドイツのシェイクダウンです。