「信じられないくらい下手なことをした」と語ったラトバラ。コースオフの原因について、ペースノートにも問題があったと明かしています。
「左のロングコーナーで、ドライのように思われたけれど、想像以上に滑りやすかった。ペースノートも悪く、予想以上にタイトだったにもかかわらず、スピードをホールドという指示がなかった」と。「ホールド」したまま、「行ける、行けるはず、行け!」と信じて全開のまま突然スライドしたと語っています。
オジエの2回のクラッシュ、そしてラトバラのクラッシュ。ミスといってしまえばそれまでだけれど、やはり速いペースノートというのは、そもそもぎりぎりのところまで詰めているため、ドライならともかく、路面のコンディションに変化があるとそうしたリスクがあるようです。
1分近くも余裕があるのにどうしてと思われるかもしれませんが、速いノートを聞きながらだとなかなかペースを落とすこともできないそうです。リズムがおかしくなるのかもしれませんが、にしてもね・・・。
(ラトバラの右隣はセーフティクルーを務めたガルデマイスター)
完璧な準備ができたらトップを走れるスピードがあることは十分に証明しました。あとはセバスチャン・ローブにあったようなオンオフのモード切替スイッチが彼には必要なのかもしれません。
そういえば今回のウィナーズダービーは的中者ゼロでした。ヒュンダイ1-2は当たりませんよね。