今週、東京ドームのすぐ近く、トヨタ東京本社で打ち合わせがあり、またしても豊田の鼓動を1本空けてまいりました。おなじみ、トヨタのワークス芋焼酎であります。
ヒュンダイが早くもドイツで勝って、しかも1-2勝利だったことを、案の定、トヨタの社員の方はご存じなかったようなので、さっそくこの衝撃的な事件を詳細にお伝えしてまいりました。
トヨタの復帰については、フィンランドで社長がステージを走ったことで、いっそう「時間の問題」という空気が社内にも立ちこめているようです。それはラリーファンとしてはなにより歓迎したいわけですが、フォルクスワーゲンどころか、ヒュンダイももはやかんたんに勝てない敵になりつつある以上、ただならない決意が復帰には必要となるでしょう。
そういえば、ヤリスWRCのテストは順調に行われているようで、サルディニアではラリー本番で使われたスペシャルステージでグラベルテストを行い、本番で記録されたベストタイムを上回ったとの情報もあります。しかし、トップドライバーでも走行順やタイヤのコンディションで1kmあたり1秒以上かんたんにタイムは変わるわけですから、これだけをもって、TMGの人たちが「意外にいけるかも」なんて自信をもったとしたら困った話です。さすがにそんなことはないでしょうけどね!