先週末、品川駅前で歴代日産車が集う、「品川クラシックカーレビューイン 港南」が行われました。名門「全日本ダットサン会」の主催です。
さいきん、街中をヒストリックカーが走る姿をよく見かけるようになりました。イベントも増えてきましたもんね。
先日、情報バラエティ番組『所さんの目がテン』で、「古いことに触れることで前頭葉の血流が増して脳が活性化し、懐かしさを感じると成長ホルモンの分泌を促すという実験結果もある」と言っていましたが、このイベントを見てきたラリーX顧問の長谷川さんによれば、こうしたヒストリックカーをふだんから大切にしている人は、たしかに、かなり年配なのにとても記憶力もいいのだそうです。
このケンメリのラリーカーのオーナーさん(スカイラインの中古車専門店経営)も、「昔のスカイラインを売るというのでオーナーのところに行くと、『何年何月何日に納車されて、それからこんなところにドライブへ行って』って、話が延々始まって、最後に『懐かしくなったのでまだ売るのをやめる』っていうんだ。そういう話を半年くらい聞いて、ようやく譲って貰った。それにしても、高齢者は昔のことになると、色々なことを鮮明に思い出すからビックリするよ」と語っていたそうです。
品川駅前に集まった一台一台がほんとうにきれいに手入れされていたそうです。子供のころに憧れだったものを手に入れたいと思うのは男だけなのだそうですが、年々そうした欲望が強くなってきているのは、そろそろ懐かしいラリーカーでもドドーンと手に入れて、ボケ防止に励みなさいという、これも天からの啓示なんでしょうか。ふむふむ。