ラリーGBの前に行われた記者会見で、クリス・ミークがミッコ・ヒルボネンと出会った時のことを語っています。彼がコンピュータ技師としてMスポーツで設計を行っていたとき、マルコムから世界チャンピオン候補として紹介されたのが、ヤリ-マティとミッコの二人だったそうです。
2008年あたりの話でしょうか。ミッコ28歳、ミークは29歳。そのときからミークは一つ年下のミッコのキャリアをずっと見てきたそうです。
ミークがラリーキャリアをスタートしたのは21歳という遅い時期でした。山あり谷ありを経て、プジョーでIRCのタイトルを獲得したときには31歳、プロドライブMINI計画に裏切られたシーズンを終えたとき、彼はもう33歳でした。そして、一発逆転を成功させて、シトロエンと1年契約をした昨年末・・・彼はすでに34歳でした。
(昨年のフィンランドとオーストラリアでチームメイト同士になった二人)
本日、シトロエンがミークとの契約更新を発表しました。
34歳ですべてをやり終えたと言ったミッコ。いっぽうシトロエンとの2年目のシーズンにむけて目を輝かせる35歳のミーク。まだまだ始まったばかりです!