懐かしいカラーリングの復活です。最終戦GBに登場のマシュー・ウィルソンのマシンが、お父さんのマルコムが1994年にイギリス・チャンピオンを獲得したときのミシュラン・パイロットカラーに!
当時のレーシングスーツをひっぱりだしてきたマルコム、なかよく2ショットで広報写真の撮影です。
マルコムが当時ドライブしたエスコートは日本では田宮模型がプラモを発売したのでご存じの方も多いはずです。
懐かしいね、このパッケージ。
リヤには大きなビバンダム。
マルコムも言ってたけれど、あれから20年も経つんですね。
マルコムはなかなかドライバーとしては成功に恵まれず、WRCの現場ではフォードの雑用やったり、グラベルクルーをやっていた時期もありました。けっきょく彼は94年の英チャンピオンを最後にドライバーとしての自身に見切りをつけることになったわけですが、そんなパシリの姿を見た、わずか数年後、彼はフォードの支援もあって、Mスポーツとドベンバイホールを築き、いまではテストサーキット付きの新ファクトリーを計画するまでになっています。
サービスパークで汗びっしょりでタイヤ運びをしている上半身裸のお兄さんをみくびっちゃいけないという、僕の人生の教訓です。