三菱自動車がミラージュR5のホモゲーションについてどこまで協力できるか検討に入ったそうです。
残念ながら、三菱がワークス活動を再開するというわけではないので、このニュースにあまりワクワクしないように。しかし、北欧で動きだしたこのプロジェクトが、ひょっとして偉大なる第一歩になるかも(ワクワク)。
プロジェクトを推進するMパートABのトーマス・ウェンは、来年のWRC2やERCで走らせたいと熱弁を振るってきたけれど、正直、ここ数年あまりモータースポーツに熱心ではなかった三菱本社をみるとそれは難しいのかなあという印象でした。
しかし、まあ、それは無理としてもプロドライブ・ゴルフのようにFIAホモロゲーションがなくても、北欧やアジア-パシフィック圏の選手権ではこのクルマを走らせたいと思う人は多いだろうし、なあ・・・なんて思っていたところ、どうやら本社のなかでホモロゲーションをどうするのか検討が行われている模様。
三菱ミラージュは、いまのところJAF登録車両にもなっていないようです(8/31現在)し、2007年のエボXが三菱にとって最後の登録車両でした。R5のためにはとりあえず大前提としてベース車両としてミラージュのFIAのグループAホモロゲーションが必要となるので、ここまでは少なくとも本社の管轄で準備する方向になるのかなあ。
いまのところ、本社は「カスタマーの活動を遠くのほうで見ている程度にしましょう」ということかもしれないけれど、走りだせば、きっと怒濤の勢いで何かが加速するはず。時代は動いています。まずは三菱がどのような第一歩を踏み出すのか注目したいと思います!