わずか0.3秒差でチャンピオンになった人、なれなかった人、その明暗の差はあまりにも大きいとしか言えないのですが、このような事態になるとは・・・。
先週末のドバイ・インターナショナル・ラリーでアル-カシミが最終日にナッサーを逆転、わずか0.3秒差という歴史的な僅差で優勝を飾り、2度目のチャンピオンに輝きました・・・。
(アル-カシミ、金色のメットが眩しいぜ!)
しかし、どうもゴール後のコメントを読んでいても、ナッサーが奥歯にモノが挟まったような言い方をしていたのでおかしいなあと思っていたんですよ。それがFIAに提訴とは!
ナッサーの関係者によれば、アル-カシミが複数のコーナーにおいてショートカットしたことに対してアピールが行われたのだとか。
通常はイベント主催者に対してアピールが行われ、FIAと主催者によるスチュワードがそれに対して決定を下し、それに不服の場合にFIAに提訴という形となりますが、ドバイのスチュワードは今回の件に関する通知や決定について公開してないので、ゴール後に何があったのか、よくわかっていません。
ドバイはUAE出身のアル-カシミ殿下のホームですし、火曜日の独立記念日を前にもめごとを避けたいのか、いまのところイベント公式サイトにはそのような事件があったことを匂わせるニュースは一切でておりません。
わずか0.3秒差でチャンピオンになれなかったナッサーには、なにか思うところがあるのかもしれませんが、なんだか年末になるとナッサーの周辺はいつももめるよねえ〜。