伝統の一戦、モンテカルロ・クラシックが4日間にわたる戦いを終え、スタートした290台のうち254台がモナコでのゴールを迎えました。日本車での最上位は、6位でフィニッシュしたフランスの熱狂的なアマチュアが走らせるマツダRX2。初代カペラです。
ぶんぶんとロータリーエンジン独特のサウンドを奏でてフレンチアルペンのステージを駆け回っています!
実は意外にマツダのラリー活動は早く、1000cc(と思う)のロータリーじゃないファミリアが、1970年のモンテカルロでクラス優勝したこともあります。
この車は当時、オートサロンの前身であるレーシングカーショーに空輸されて晴海で展示されていたようです。オートスポーツに小豆色のクルマの写真が残っているそうですよ。
このカーナンバー6をつけてモンテを快走したマツダRX2も、もう博物館クラスのクルマ。昔のロータリーなんて修理できるんでしょうか。壊れてもパーツなんて絶対に手に入らないと思う。でも、誰かがきっちりと愛情かけてメンテナンスしているんでしょう。サイドウィンドウにはモンテヒストリックの歴代参戦ステッカーが6枚も貼ってあります。歴戦錬磨! ヨーロッパは深いなあ。