シャルドネといえば、かつてラリー・モンテカルロで優勝したシャルドネ・コンペティションの青いランチア・ストラトスを思い浮かべる方も多いはずです。いまも伝説のチームは健在で、ラリー・モンテカルロ・ヒストリックに3台のアウトビアンキA112 Gr.2を走らせています。
壮観です! アウトビアンキのワークスチームみたいですよ! 熱海じゃないですよ。
シャルドネ・コンペティションは小さなワークショップのようですが、いまもセバスチャン・シャルドネの実家が経営するいくつかの事業の一つとして、かつていくつもの伝統を生んだファクトリーを継承しているようです。
ストラトスとかポルシェなどの高額なマシンじゃなくて、近所でも売っていたクルマという感じがとてもいいです。腕のいいファクトリー(当たり前か!)でメンテナンスされて、キビキビとアルプスを駆け抜けています。いいなあ。
シャルドネのファクトリーは、ついでに、いまのボスであるダニエル・エレナのVWゴルフGr.2のレストアもやらされているようです。
カーナンバー100というキリ番をACMからゲットしたエレナは、最終日のチュリニのナイトステージを前に7位につけています。コドライバーの人たちは、 実はみんな、ふつうの人のレベルじゃないくらいに運転がうまいんですよ。しかも、彼は9度のワールドチャンピオンだもの!