やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

レトロのほうがずっと未来だったのだ。

先週末までパリで行われていたレトロモビル2015。ヨーロッパで最大のヒストリックカー・モーターショーです。スウェーデンのニュースも書かなくちゃいけないのに、ついつい脱線してFacebookに釘付けになってしまいました。

歴史的なヒストリックカー、ラリーカーだけじゃなくて、昔のラリーカーのレストアをするときに欠かせない、貴重なパーツ屋さんも大集合なのです。ランプやコラルバの計算機などなど、掘り出し物もたくさんなのだとか! 今回もっとも気になったのはこれ!
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2CVのラリーカー。ダカール仕様!そういえば、むかしのダカールで走っているの見た記憶があります!

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この方は1969〜70年にラリー・ドゥ・モロッコをシトロエンDSで連覇したボブ・ニイレさん。伝説のアルピーヌ・ドライバーの一人でもあります。モロッコはまさにダカールの原点ともいえる耐久ラリーでした。

昨年はアルピーヌ創設者のジャン・レデレ所有のアルピーヌ歴代レーシングカー・コレクションがレトロモビルで公開されましたが、今年は見たことがないマシンが現れました。
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その正体は、プレステ「グランツーリスモ6」に登場のコンセプトカー「アルピーヌ・グランツーリスモ・ヴィジョン」だそうです! 

こんな夢のあるマシンがゲームの世界にしか存在しないというのはもったいない話です。またアルピーヌがモンテカルロを走らないものでしょうか?

僕らが子どもの頃に見ていた未来の時代はいつの間にか通りすぎて、とうの昔に過ぎさってしまったけど、まだ一向にあの頃描かれた未来はやってきてないような気がします。1960〜70年代に描かれた未来というのは、本当にぶっ飛んでいたんですね。それにしても、さいきんのデザイナーが描く未来より、レトロ未来のほうがこれほどまでに心にぶすりと刺さるとは!
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ちなみにこちらが2014年に公開されたアルピーヌ歴代レーシングカー・コレクション。美しい!


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路面はガチガチやで。 »

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