誰が呼んだかWRCチャンピオン製造工場との異名をもつ、フィンランド伝説のマネージャーのティモ・ヨウキ(!)が若手のスニネンを支援することを表明したそうです。マネージメント業からは引退したそうですけど、さすがにその才能に黙っていられなかった!
あのヤリ-マティ・ラトバラも、昨年のフィンランドWRC3であまりに桁違いのスピードで優勝を飾ったスニネンについて、「次の世代でワールドチャンピオンになるのはスニネンだ!」と断言しています。母国のかわいい後輩へのエールかと思っていたけれど、どうやらその予感が的中しそうな方向でスニネンの前には前途洋々の道が拓けているようです。
スニネンは昨年、フィンランド・フィエスタ・トロフィーでチャンピンを獲得し、今年、トニ・ガルデマイスター(写真左、彼がマネージャーなんですね)のTGスポーツからフィンランド選手権にシュコダ・ファビアS2000で出場しています。しかも、コドライバーにはミッコ・マルックラ(!)が起用されています。
スニネンはたしか昨年のフィンランドでは自分でペースノートを作成してわずか3戦目(!)のラリーだったことも世界をあっと驚かせたわけですが、世界に討って出るためにきちんとしたペースノートを作ろうというガルデマイスターの戦略があってマルックラとのコンビが誕生したようです。彼とのコンビでミケルセンのペースノートシステムが大幅に進化したように、早くもスニネンはメキメキと新しいペースノートを覚えつつ、ずんずんと進化しているようです。
緒戦のフィンランド選手権第2戦では3位(4WDラリーカーでの初イベントで表彰台ですよ!)、第3戦ではフィンランドチャンピオンのユハ・サロ(!)を押さえて初日トップ、けっきょく3位になったけど、早くも結果も付いてきています。
フィンランドでは近いうちに、エリック・カミリーにつづく2人目のTMG(!)若手ドライバーとしてスニネンとの契約が発表されると信じられているようです。いま、彼の回りには、ぐいぐいと人を引きつける巨大な渦ができつつあるようです。
クドいくらい「!」がでてきてすみませんでした!