やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

ミークのシェイクダウンにハラハラドキドキ。

連続クラッシュ更新中で崖っぷちミークのシェイクダウンがあまりに速かったのでドキドキしました。あれ? チームときっちり反省会して、今回は攻めすぎない作戦だったのでは?

ミークは1回目でオジエと同タイム、2回目でさらにタイムを上げて再びオジエと同タイム(!)、3回目の走行ではオジエに負けたけど、4回目でも猛然と攻めて、オジエの3回目のタイムにまたしても並んでみせたのです!!
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(自撮り棒禁止!)

ポンポンといいタイムが出るこの感じは彼の今シーズンの良くないパターン。4戦連続クラッシュを回避するためには、アルゼンチンではどこかで押さえなければいけないのでしょうけど、今日のところは押さえる気配なしでした(笑)。いいね!

この速さで本番も行くかどうかはともかく、かなりミークの調子は良いように感じました。

もちろんシェイクダウンは以前の予選とは異なり、その結果でスタート順が変わるわけでもないので、ここでの順位やタイムにさほど大きな意味はありません。しかし、ドライバーにとっては本番のマシンでタイヤのマッチング作業を行ったり、ペースを確認できる限られたチャンスとなっているため、これはこれで貴重な時間になっています。
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とくにオジエは誰よりシェイクダウンに熱心です。今年からシェイクダウンで使用するタイヤはイベント全体のタイヤ総数に含まれないので制限なくタイヤを試すことができます。前戦メキシコでオジエはハードとソフトの様々な組み合わせをシェイクダウンでテストし、気温が上がらなかった初日の朝、ライバルたちが全員ハードでタイムを落とすなかで、彼はクロスの選択を成功させ、先頭のランナーという不利な条件をものともせずに首位に立ってみせたわけです。

さて、アルゼンチンはどうなるでしょうか? 今回はメキシコほど気温が低くならないでしょうし、タイヤの摩耗もさらに厳しいことが予想されます。しかも、大雨の影響で超大荒れ、スーパードライでサンディな路面コンディションです。そのようなステージを一番手で走り、彼はあのような奇跡的な速さをまたもみせてくれるでしょうか? すべての答えは初日金曜日の朝の50kmのステージででるはず! 

ところで、えーと、ミークは初日何番手のスタートかな・・・お、10番手ポジション! 


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