長年のラリーファンなら一度は夢見たであろう、アンドレウッチとWRCドライバーの直接対決が、ついに今年サルディニアで実現することになりました。なんと50歳の誕生日にアンドレウッチにプジョー・イタリアからWRC出場のバースデープレゼントが贈られたのです!
あの美しいプジョー208 T16で出撃です!
ライバルは彼の半分の年齢(!)の25歳のクレイグ・ブリーン、そしてシュコダ・ワークスの24歳エサペッカ・ラッピ。二人をきりきり舞いさせる速さをみせてほしいものです! 23歳のステファン・ルフェーブルなんて、赤児の手をひねるようにかるーく撃墜です!
おっさんをなめるな!
ちなみに2013年のサルディニアは、WRCとイタリア選手権のコスタスメラルダがほぼ同じステージで同日開催されていたのでアンドレウッチがいかに怪物のような速さをもっているのか証明された興味深い一戦になりました。WRC2で優勝したクビサでさえ、アンドレウッチに対して1kmあたり1.9秒も遅い計算となります。プジョー207 S2000を駆っていたアンドレウッチは、シトロエンDS3 RRCのクビサどころか、WRカー勢に割り込んで総合5位でフィニッシュできていた可能性があることを数字が証明しているのですよ! というわけで、今年のサルディニアはちょっと見逃せないラリーになるかもしれませんよ!
すみません、アルゼンチンではそろそろシェイクダウンが始まるのに、どうしても今日はこの話がしたくって!