先週末は世界ラリークロス選手権セミファイナルのペターの追い上げに痺れました。やっぱりここ一発の速さと安定感がずば抜けています!
あいかわらずの「シングル・シェブロン」はなんだか意味深ですが、やっと新しいカラーリングにも目が慣れてきました。
世界RXはP−Gもファイナルでフロントローからスタートしたし、マンフレッド・ストールやフランソワ・デュバルも加わり、WRC卒業組のシニアツアーのような雰囲気にもなっていますが、ヨハン・クリストファーソンのような速さをもつ若手の台頭もあり、世界選手権初年度だった昨年よりずっとレベルが高く、レースがおもしろくなってきました。
WRCとラリークロスでとも修行中のオーレ・クリスチャンもユーロRXで2位になったほか、ライツクラスに目を向ければチームのジュニアたちがガリガリとしのぎを削っています。これはあと5年もすると、まさしく世界選手権を謳うにふさわしい高いレベルのレースになりそうです。
フィンランドのコウヴォラで行われたフィンランド・ラリークロス選手権でもニクラス・グロンホルムが優勝を飾りましたね。これがフォード・フィエスタ・スーパーカーのデビュー戦、18歳の長身イケメンも一歩一歩階段を上り始めました!
さて、今週末はいよいよラリー・デ・ポルトガル。明日からラリーモードでお送りしたいと思います。