金曜日の朝から怒濤の速さでサルディニアの首位をキープしているヘイデン・パッドン。ヒュンダイは昨年のドイツで初優勝を飾っていますが、これほどi20 WRCが首位をキープするのは、1年半前のデビュー以来、今回が初めて。ほとんど快挙と言ってもいいと思います。
トラブルですぐ後退しちゃうかな、と思ってたけど、なんと予想を裏切るこの展開!ドキドキが持続しています!
ドイツではヌービルが総合トップをキープして走り終えたのはわずか3ステージ。これに対してパッドンは金曜日朝からこれまで一度も首位を譲ることなく快走中、いまのところ(土曜日の朝のループを終えた段階で)連続14ステージで首位をキープしているのです!
こちらヒュンダイの各ドライバーがラリーリーダーとしてステージを走りきった回数です。
14回:パッドン 2015 Italy SS2-15(14)
7回:ヌービル 2015 Sweden SS18(1), 2014 France SS3(1), 2014 Germany SS16-18(3), 2014 Italy SS2/SS4(2)
2回:ソルド 2015 Portugal SS2(1), 2014 Italy SS3(1)
1回:ハンニネン 2014 Italy SS3(1)
スタートポジションに恵まれているとはいえ、いい仕事っぷりだ!
ニュージーランドのドライバーが欧州のイベントでラリーをリードするのもこれが初めてのことです。ちなみに彼が敬愛するポッサム・ボーンは、2ステージでラリーリーダーになっていますが、いずれも母国イベントでした。
1992 NewZealand SS1(1), 1999 NewZealand SS1(1)
それにしても、ヘイデンは今日もノートラブルです! チームメイトたちに問題が続出しているのは、彼らが不運をまとめて引き受けているせい?