やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

オペルが20年ぶりに眩しく見えた。

21歳のエミル・ベルクヴィストが先週末、ERCジュニア選手権でタイトルを決めました。スウェーデンから活きのいい若手が出てくるのは久しぶりです! 
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それと、オペル・チーム・スウェーデンのカラーのマシンが、国際舞台で活躍するのは本当に久しぶり! 
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オペルのタイトルといえば、ロールがWRCのチャンピオンに輝き、ファッシーナがERCを制した1982年があまりにも有名ではあります。でも、80年代後半から90年代にはディーラー系チームのカデットやアストラといったコンパクトな2輪駆動マシンが世界選手権でも活躍した記憶はあるんですが、93年の世界2リッターカップのマニュファクチャラーカップ以来、国際舞台でのタイトルってなにかありましたっけ?

その後のオペルはラリーでもいまひとつ僕の記憶からはスコッと抜けてしまっているのですが、アダムになってR2カップをヨーロッパ各国に展開させ、それがうまく底辺に広がったことが今回のジュニアタイトルの獲得につながったことは明らかであるように思います。

このアダムR2でのタイトルをきっかけに、オペルにもR5マシンによるステップアップカテゴリーが誕生するといいですね。そうやって新しいマニュファクチャラーがどんどん出てきてくれなくちゃ、ラリーは発展しないと思う!

それにしても、僕にとっても、オペルがこんなにかっこよく見えたのは、オペル・ベルギーのブルーノ・ティリーが93年のモンテカルロで2輪駆動優勝するのを見て以来だから、ざっと20年ぶりかもしれません。
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あのときのアストラGSiは本当にかっこよかったんですよ。当時、若手編集部員だった瀬川さん(いまも翻訳でお手伝いいただいてます)が勢いあまって買っちゃったくらいですもの!


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