やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

金融危機もなんのその、祝アクロポリス・ラリー開催へ。

あんなに眩しい青い海と歴史的な遺産がゴロゴロしているのに、どうしてそれを活かせないのかなーと、なかなか凡人には理解できない不思議な国ギリシャ。

ラリー・オブ・ギリシャもERCカレンダーに※印がついたまま、財政不安のため開催未確定となっていたし、先日、メキシコで行われたワールド・モータースポーツ・カウンシル(WMSC)で承認されたというアナウンスもなかったので、これはさすがに開催は難しいのかな・・・と思っていましたが、なんとギリシャ・モータースポーツ連盟(OMAE)が正式に10月開催を決定したようです。
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OMAEのホームページをチェックしたところ、レースやラリーが軒並み中止に! しかし、一日にATMで60ユーロしか引き出せなかった状況も、週明けには解除になる方向のようですし、これでいろいろ止まっていたことが、少しずつ前向きに進んでいくはずです。

そうそう、当初、今年のイベントはラリー・オブ・ギリシャなんてまるで主催者が変わってしまったかのような余所行きの名前で開催されるとアナウンスされてましたが、やはり伝説のアクロポリス・ラリーの名前で開催されることになったようです。

昨年は初日が125kmのターマック、二日目が115kmのグラベルと、アクロポリスもずいぶんコンパクトになりましたが、2015年はこれよりさらに小さなフォーマットで行い、とりあえずこの危機的状況をやり過ごそうという計画にあるようです。コルシカだって9SSで開催するのですから、短いとはいえ、アクロポリスのタフなキャラクターをきっちりと残しておいてもらいたいものです。

さてERCラリー・エストニアが木曜夜に開幕しています。グループNマシンのアレクセイ・ルクヤヌクが案の定、恐ろしい速さをみせて初日トップに立ちました。

アスファルトの市街地ステージでなんでこんなに速いのかみんな不思議そうにしていましたが、真骨頂は明日からのハイスピードステージ! なかなか驚速が持続しないのが玉に瑕だけど、ERCレギュラー陣のR5マシンをどれだけ気持ちよく蹴散らしてくれるか、こっそり応援したいと思います。


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