ラリー・フィンランドに姿をみせたトミ・マキネンが少しずつトヨタの未来について語りはじめています。チーフエンジニアがマイケル・ゾトスになるなど、すこしずつチームの柱も固まりつつあるようです。
もっとも気になるのは、トヨタ・ラリーチームの新しい欧州ベースがどこになるのかという点ですが、まだ正式には決まってないと語りながらも、マキネンはどうしてもユヴァスキラに置きたいようです。
「この道をぬけた先が、トヨタの新しいファクトリーだよ」。なんて、言われる日がいつかくるのかな?
とりあえずはプーポラのマキネン・レーシングが開発の拠点になるようですが、問題はそのあと。先日のニュースで、伝説のオウニンポウヤのステージが目と鼻の先にあるヤムサ市が話し合いを行っているというニュースを紹介しました。
聖域だけあってラリーカーは駐禁なしだし(笑)、中心街からコーナー2つ3つ曲がったら、もうそこはオウニンポウヤですもの、これはヤムサ当確だな! なんて思ったのですが、そのほかにもユヴァスキラの飛行場という噂がさいきんでは有力視されているのだとか。
ロジスティックや優秀な人材がどこまで集まるのかという問題はあるかもしれないけれど、ニュルブリンクがアスファルトドライビングの聖地であるのなら、グラベル・ラリーの聖地ともいえるフィンランドにトヨタのベースがおかれても、まったく不思議はないなと思えてきました。