夕日を浴びながらピットウォールでスタッフたちとファイナルレースを初めて(!)観戦することになったペター・ソルベルグ。
2014年にスタートした世界ラリークロス選手権の開幕戦以来、ずっとファイナルに進出してきた記録が18戦で途絶えることになったそうです。
昨年はたった一戦、フィンランドではファイナルを走っていませんが、これはセミファイナルを勝ち進んだけれど、ファイナルのグリッド開始までにマシンの修理が間に合わなかったわけです。傘を叩きつけてくやしがったペターを覚えている人もいますよね?
優勝候補だったペターとハンセンが接触するという波乱のスタートとなったセミファイナル、ハンセンはコーナーとストレートの2度にわたってペターに接触されたと激怒していますが、ペターのファイナル進出を阻むことになったスピンの原因となった2回目の接触は、彼が強引だったようにも見えるし、フロントサスペンションを壊していたハンセンにも問題があったように見えます。
いずれにしても、後味が悪い接触が原因で1年ぶりに決勝を走れなかったペター、黄昏どきということもあってか、なんだかその背中に哀愁が漂っています。