シトロエンのボスから最近のクラッシュの多さを批難されているクリス・ミーク。フィンランドでも3位につけていながらクラッシュしているため、このままでは契約を延長しないとプレッシャーを掛けられているようです。
イヴ・マトンは以前、ポーランドのシェイクダウンでの横転について、「アルゼンチンの勝利を帳消しにする」と発言、さらにフィンランドのクラッシュでかなり頭にきちゃっているのでしょう。
けれど、それにしてもまさかライバルチームのVWのボスがミークを擁護するとは! カピトは、本日紹介したニュースのなかで「もし我々が4台目のマシンを持っていたなら彼を乗せたい」とまで言い切ってます。
ミークは今の自身がかなり危ない状況にあることを認識しつつも、「シートを失うかどうかわからない不安定な状況はむかしからずっとなので慣れっこになっている」と言ってます。なんだか違いのわかる36歳です。
それにしても、これほどまでにWRCに勝つことが奇跡にも等しいなかで、「勝利は帳消し」なんて言われたら、ドライバーも傷つくよね。マトン、わかってないのかな?
でも、もしミークがシトロエンを切られることになって、VWが4台目を走らせることができなくても、僕はマルコム・ウィルソンがほぼ間違いなく彼のために1台用意することになるような気がしています。マルコムは、あの素晴らしく完成度が高いフィエスタが勝つところ見たいはずだから!