スペインが始まりました。木曜日のシェイクダウンでは、なにやら周辺が騒がしいヌービルとミークがそろってタイムを落とすなか、3年契約更新のパッドンがトップタイムを奪ってスタートしました。勢いとは恐ろしい!
もちろん、ここは970mのグラベルと1970mのターマックというミックスで、グラベルも本番とは異なりかなり柔らかい特性であることから、多くのドライバーがタイムを狙いに行っていません。
ミークはバルセロナSSにむけてラウンドアバウトをぐるぐる回ってタイヤの皮むき作戦でしたし、ヌービルもトリッキーなところでミスをしたので、そのあとはタイムを出すことにはあまり積極的ではなかったようですが、エースナンバーを失った屈辱を彼がどのような形で晴らしてみせてくれるのか。やっぱり今回はパッドンとの対決に注目だよね!
さて、ひとつ気になるのがVW。コルシカに続いて今回、またしてもテストなしで本番に臨んでいます。コルシカはヤリ-マティのアクシデントでテストがキャンセルされましたが、今回のスペインは最初から予定されていませんでした。
オジエはバルセロナSSで圧巻のタイムでリードしましたが、はたして金曜日にラリーが始まったときにどうなる? ・・・・なーんも心配なかったりして!