WRC+のLIVE MAPでクビサを表す14番の表示が止まり、あれまたエラーかな？　なんて思ったら、ルフェーブルに抜かれてしまいました。あああ。

スペインの初日、トップに躍り出したクビサを見て、このまま勝っちゃえ！　って、いったい今日は何人の人が願ったことでしょうか。このまま行けば、明日から二日間のターマックだったのに。

ラリー前の記者会見で「何かが変わる時期にきた」というクビサの意味深な発言に複雑な思いをした人は多いでしょう。F1ドライバー時代から彼を知る人も、彼のそれからの苦労を知る人も、皆、願いは一つだったはずです。その日がとうとう来るかもしれない！ なんて、世界中の人たちが今日は拳を握りしめていたはずですが、やっぱりそれは見果てぬ夢のままで終わってしまうのでしょうか。

2本のパンクは彼の責任か、あるいはタイヤの耐久性の問題かはわからないとしても、最終ステージで3速しか使えなくなるとは・・・。「ロードポジションが僕の助けになったが、これが弱小チームの現実だ」と笑うしかなかったクビサ。どこまでやっても、なにからなにまで寄せ集めがもたらす現実には失望ももはや限界だろうか。

LOTOSが本当にラリーから引き上げるなら、来季、シトロエン・アブダビ・レーシングに・・・いや、せめて勝てる道具でターマックラウンドだけでも・・・なんとか。