コリン・マクレーが王者に輝いてから20年目の今年、ラリーGBはメモリアルイベントとして開催されました。マクレー・カラーのスバルが走り、72歳のジミー・マクレーがスタートフラッグ振って、なおかつ併催の国内戦に出たり、マクレー・ファンのフラッグがたくさん降られ、ウェールズの森はマクレーの懐かしい記憶であふれかえりました。
とくに、今年はマクレーを師と仰ぐクリス・ミークが13年ぶりに英国出身のWRCウィナーとなってここに帰ってきたわけですから、英国ファンは穏やかな気分ではいられなかったはず!
そういえば彼は3年前、Top Gearの企画で、ベントレーGTでラリーGBの真っ最中にスイートラムのステージをつっ走ってましたよね!
MINIの計画が頓挫して一戦も走れないシーズンになった2012年、彼はラリーGBには出場できず、お茶の間番組(というわけじゃないけどさ)の企画で隣に乗せたジェームズ・メイから「けっこういい腕の持ち主だ」みたいなことをスタジオで言われて、もっと違うクルマに乗せてあげたいなあ、なんてがっかりした記憶があるけど、それだけに地元ファンたちにとって久しぶりに熱いイベントになったのでは!
ミークは現状では、シトロエンから来年のシートを約束されているわけではないみたいだけれど・・・いつかマクレーの森で彼が勝つのを見てみたいものです。