やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

やっぱり2メーカーじゃなくて、4メーカーがいいな。

ミークはシトロエンを選んだ! さあ、あとは来季のマニュファクチャラー選手権へのノミネートを行うのは何チームになるか!

シトロエンとともにMスポーツも2017年マシンの開発を行いながら14戦全戦への出場は困難とも見られているだけに、ことによればヒュンダイとVWの2つのマニュファクチャラーしかノミネート登録しない事態になるのかも・・・と思っていたところ、まさかの噂が聞こえてきました。なんと2016年に限って全戦参戦の義務免除のミラクルがあるかもですって!
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FIAは昨年もエースドライバーの年間フル参戦を免除するなど、マニュファクチャラーへの負担軽減策を導入していますが、はたして全戦参戦の義務を免除するなんて、そんなまさかの事態なんてあるんかいな、と思っていたんだけど、実はそうした事例はすでにあるのです。

本来は自動車メーカーがマニュファクチャラーノミネートを行うことがWRカーのホモロゲーションの条件になっているので、マニュファクチャラーがノミネートしていないのに、プライベーターがそのメーカーのWRカーで参戦するなんてことはNGだったのですが、2012年にBMWの後ろ盾を失ったプロドライブ/MINIが特例措置として全戦参戦を免除され、7戦(うち1戦は欧州圏外)への出場だけでマニュファクチャラー登録を認められているのです。ただし、FIAがこの特例を認めたモンテの直後にプロドライブ/MINIの参戦計画が中止となり、けっきょくチームMINIポルトガルというプライベーターをマニュファクチャラーの扱いにして残り12戦に出場させるというカオスな決着になりましたが・・・。

つまりこのときは全戦参戦免除は幻に終わったわけですが、規定を曲げてまでも参戦マニュファクチャラーを増やそうとFIAが一度は決定したという事例があれば、2度目の特例が実現する可能性は十分あるのでは?

12戦義務(うち2戦は欧州圏外)か10戦義務(うち1戦は欧州圏外)に緩和されればMスポーツもシトロエン(PHスポール)もノミネートは可能になるはず。Mスポーツがアルゼンチンとメキシコに参戦で、PHスポールがチャイナとオーストラリアということで手を打てば、これらイベント主催者をはじめ、ヒュンダイもVWもどうにか納得レベルなのでは?

来季のマニュファクチャラー登録が締め切られるのは18日っ! 2メーカーじゃなくて、4メーカーの参戦を実現するために、偉い大人の人たちの話し合いに期待したいところです! 


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