Mスポーツが新体制を発表、タナクとエヴァンスは二人とも外れ、オストベルグとカミリーという新しいラインナップが発表されました。マルコムは、「新しいドライバーにこれほど興奮を覚えたのは久しぶり」って、ほとんどベタぼめです。
カミリーのニュースがちょっと衝撃的だっただけに、マッズの復帰については予想どおりすぎて、エースにもかかわらず明日の新聞記事は小扱い?
FFSA(フランス自動車連盟)による若手育成プログラムであるラリー・ジューヌに選ばれたときに、彼は「心底信じられなかった」と語り、一昨年末、トヨタのジュニア育成ドライバーに選ばれたときのことを「人生が変わった」とふりかえっています。
これまで2つのサプライズが、まるでロケットのように彼の人生を一気にダイナミックな世界へと誘いました。しかし、トヨタがWRCプログラムをTMGからトミ・マキネン・レーシングへと移したとき、ヨウキコネクションのスニネンは救われたとしても、なんの後ろ盾もないカミリーはもはや会計士でやってくしかないのかも・・・なんて思ってましたが、まさかロケットの3段目が点火するなんて!
それにしても聞いてみたい。マルコムがいったいいつ、いったいどこで、彼のなにに惹かれたのか? あの試練ともいうべきウェールズのステージ? まさか、まさか? だってつい最近のことじゃない。でも、前半戦なんかクラッシュばっかりで速かったのかどうかなんて印象もないもの、やっぱりあの嵐のGBでひとめ惚れたとしか思えないっ!