やっぱりラリーが好きなのだっ!〜編集代表のラリーな日々ブログ〜

結果オーライ?

なんとスウェーデンの金曜日の朝、こっそりとトップドライバーがオープニングステージをボイコットする計画があったことが明らかになりました。たしかにステージのスタート直前まで、トースビーのタイムは合計タイムに加えないとの情報が流れていましたが、これはボイコットの混乱で誤情報として伝わっていたようです。
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安全性に関していつもドライバーの意見が無視されてきたと語るオジエ。このボイコットをきっかけにそういった改善への足がかりになると考えていたのでしょう。しかし、結果的にパッドンがこのボイコットに反対したため、すべての計画がストップしてしまいました。

パッドンの言うことも正論です。「僕たちが議論していることの本質には同意だ。僕はドライバーたちもそのプロセスに関わるべきだと思う。だが、もし抗議をするつもりなら、改善されなければ抗議を行なうつもりだということを事前に通告し、それから行なうのが筋だ」

昨年のタナクの水没事故以降も安全性に関するドライバーの声はけっきょく拾われることがないままここまで来ています。そうした過去を振り返ると、ここでドライバーたちの意見がまとまらなかったことは残念にも思います。

結果的にこのステージで何も起きなかったじゃないの。そう言われれば、「開催は異常事態だと思っている」というオジエの声ももはやかき消されてしまいます。

たしかに夜を徹してレッキで傷んだ道路を修理し、なんとか開催にもっていった主催者の情熱と努力には誰もが頭の下がる思いです。しかし、二日目以降のステージに雪も氷もなにもないグラベルが広がり、道路工事をしながらでもウィンターラリーをグラベルステージで開催することに突き進んだことはWRCが始まって以来のまさしく異常事態でした。

そして、結果的にはすべての問題を覆い隠すように皮肉なことに雪が積もりました。結果よければいいじゃないの・・・・偉い人たちのそんな声が聞こえてくるようです。


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まるでラトバラかと思った(笑) »

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