ジュリアン・イングラシアが記者会見で「まるでラトバラが運転しているようだった」と表現したオジエのドライビング。どんな走りだったのか、公式動画WRC plusでチェックしたところ、たしかにキレッキレのぶっとんだ走りでした!
ヴァルゴーセン2のステージ、スタートしてすぐに170km/hでスピンしかかったとき、イン側になんと二人の観客がっ!
オジエが恐怖を感じた瞬間があったと告白したのはこのことだった?
さらにコリンズ・クレストの手前の左コーナーでインカットした際、あきらかに巨大な石を巻き込んだと思われる心臓によくない「ゴリッ」という音が!
インカーのカメラが揺れ、クルー二人の頭がグラリと動いたほどの衝撃、よく何も壊れなかった! ジュリアンも思わずセブをチラ見しています。
(おいおい、大丈夫かよ?)
「おそらく過去最もリスクを負って攻めなければならなかった」と会見で語ったオジエ。それでも、それがラトバラのようなお決まりのクラッシュではなく、素晴らしい結果になったのはなにか決定的な違いがきっとあるはず。
それにしても今回、ミケルセンが初日に切り株にヒットして360度スピンをした動画からもわかるようにVWの足は本当に丈夫です! すぐ壊れちゃう人もいるんだけどね・・・。