レオーネの車検にむけて秘密のガレージでいろいろな作業が始まっています。さっそく整備のためにランプ、マッドフラップ、タイヤが外され、見る見るうちにリフトに上げられました。早い、早い。
ラリーカーの床下にもぐって見る機会なんて、なかなかないのですが、レオーネのサイドシルには、どんなスピードで石を巻き込んだらこんな風になるのか、ってくらいの生々しい凹みがありました。さすがサファリであります。
もちろんあちこちが錆びだらけで、溶接も外れ掛けているところもあります。しかし、4200kmのサファリを走ってむしろこの程度でよく済んでますねって言われてなんとなく一安心。それでもボディは防錆処理などまったくしてないで30年が経っているので、さすがに不安になるくらいに錆がザクザクでているわけです。しかし、ラリーカーなんてこんなものですよ、って言葉に勇気付けられ、あとはただただプロたちの仕事を眺めるよりありません。
それにしてもグループB時代の重量級サファリマシンからは、金庫のような分厚い鉄板で組まれた補強を連想するのですが、なんともこの86年サファリを戦ったグループAマシンはあまりにも市販車に近いことに驚くほどです!
ちょっと問題になっているエキゾーストを外すだけかと思っていたら、さっそく錆で駄目になったところの作業が始まりました! さすがにサファリスペシャリストたちの仕事は早い! 週末はガレージでの作業に密着したいと思ってます。