ラリー・スウェーデンでミークが足回りを壊した「石」の写真をみつけました。居合わせたクリスチャン・ショーベリが撮影してましたが、なんともでかい!
ミークは開幕戦ラリー・モンテカルロでもインカットしたときに土に埋まった石にヒットしてギヤボックスを破損、スウェーデンでも雪に隠れていた石でサスペンションを壊してストップしています。ともに2位のポジションにつけていたため、彼がリタイアすると、オジエのいつもの独走パターンになるわけでちょっと残念ですよね。
根石とか埋まった切り株ってたいていのものは壊れちゃいますからホントに要注意なんですよ。
さて、レオーネの作業も着々と進行中です。ギヤボックスのクロスメンバーの取り付け部分を強化する作業が行われました。
シャシーに埋め込まれたボルトがすこしダメになっていました。
新しいボルトとプレートが作られ、
ボディに溶接されました。
サンダーで磨いてきれいにしたあと、錆び止めの塗装を吹いてばっちり完成であります。
サファリでは当時、レッキのあともこんな風にあちこち壊れるので、それを毎日溶接して直しながら走っていたんですって。クルマからもそんな数々の作業の痕跡もみつかり、なんだか30年前のクルマを蘇らせているような気持ちになってきました。ラリー経験豊富な腕利きメカニックによって作業がズンズンと進んでいます。