驚きのニュースです。グロンホルムの息子ニクラスが名門オルスベルグMSEから世界ラリー選手権に参戦し、しかもマーカス自身がチームのゼネラルマネージャーに就任しました!
それにしてもローブとペターの対決が注目されていた今季の世界ラリークロス選手権ですが、まさかグロンホルムの名前がそこに加わることになるなんて!
まさしくWRC黄金期のメンバーが集結であります!
グロンホルムの息子ニクラスは、一年前にフィンランド・ラリークロス選手権参戦を発表したときには、まだ初々しい感じだったけど、いまじゃ、髭生やしてワイルドな19歳に成長しました!
フィンランド・ラリークロス選手権は本場スウェーデンに比べれば、ややレベルは落ちるものの、それでも彼は参戦初年度でチャンピオンを獲得して、グロンホルム・ファミリーの血統が脈々と流れていることを証明しました。
ラリーXの過去のニュースを検索してみたところ、ニクラスの名前が初めて登場するのは、2年前にマーカスが息子のために中古のトヨタMR2を購入したという記事でした。ジュニア・クロスカートで経験を積んできた息子のために、このMR2でラリーキャリアをスタートさせたいというマーカスの願いは、ちょっと方向が変わったけれど、それも新しい時代の流れなんでしょう。
いっそ、マーカスも走っちゃえばいいのに! なんて思ったけど、彼は「コックピットに乗り込みたい誘惑はあるけど、今は新しい世代のチャンピオンが誕生するべき時だ」と語り、自身の復活を強く否定しています。でも、兵役の問題があるグロンホルムJrがシーズンフル参戦できるかどうか定かではないとして、ちょっと含みを持たせた発言をしているところも気になります。
「僕たちは実際にはまだニクラスの兵役の確認を待っているところだが、サーキットでの真の走り方を若者に示すために、僕がいくつかのレースで代役として参戦する可能性だって否定できないよ!」ですって!