ERC第2戦のサーキット・オブ・アイルランドが、ちょっと目が離せない一戦になりそうな気配です。
ニュースでも紹介しましたが、ERCのほかにもイギリス選手権、アイルランド・ターマック選手権が併催されるため、ERC常連に加え、クレイグ・ブリーンも地元戦に飛び入りで参加するほか、英王座狙いのエルフィン・エヴァンスやら地元の猛者どもがわらわらと名前を連ねています。
77台を数えるエントリーリスト、そのうちR5とS2000のマシンが38台(すごい台数ですね!)を眺めていて、ひさびさに懐かしい名前を発見しました。
キース・クローニン!(メガネの地味な方が彼です)
3度イギリス・チャンピオンに輝きながら、なかなかステップアップのチャンスに恵まれなかったクローニンのことはこのブログでも何度か紹介しましたからご存じの人も多いはず。
昨年のポルトガルからやっとシトロエンDS3 R5で世界選手権にチャレンジするはずが、イベント前のテストでクラッシュしてマシンを大破、ポルトガルをはじめそのあとのサルディニアへの参戦もキャンセルとなり、またも道を絶たれたか・・・なんて暗澹たる気持ちになっていたのですが、なんと地元アイルランドのターマック選手権で今季これまで開幕から2連勝中です。
チャンピオンなのにどことなくスター性がない感じがするのは、これまで苦労してきたせいかしら。ブリーンやエヴァンスに先を越されてしまったクローニンが、このまま地元の星で終わるか、あるいはもう一度世界への切符を手にするか、それはサーキット・オブ・アイルランドの結果次第と言えそうです。ジミーズはもう卒業だ!