アクロポリスでセンセーショナルな優勝を飾ったシルマチスが、超高速バトルのエストニアでも優勝を飾りました! ルクヤヌクのクラッシュに助けられたとはいえ、堂々のERC 2勝目ですよ。
これまでコンビを組んできたアートゥルス・シュミンスがラリーウィークになって突然の発熱のためにダウン、2014年までコドライバーを務めてきたマーリス・クルーシュが急遽、ペースノートを読むことになったのです。そんなハプニングなんてものともせずに優勝しちゃうなんてねえ。
シルマチスと異なるデザインの自前のレーシングスーツでポディウムにたったクルーシュ。なんだかほほえましいシーンですが、それにしてもシルマチスはR5マシンで走った3戦目のERCで早くも2勝です。世界は広いぜ。恐ろしい22歳です。
そういえば、2年前、20歳のときにラリー・リエパーヤではプジョー208 R2でS2000相手にトップ3のタイムを出しちゃうなど、早くからその速さが注目されていたけど、やっぱり速いヤツは何乗っても速い。これで経験を積んでいったときにどれだけ速くなるか本当に楽しみです。
あ、そうそう、クラッシュで優勝を失ったルクヤヌクは「ぜんぜんクレージーな走りじゃなかった」と述べていましたが、どっこいクラッシュ直前の超いかれたハイスピードジャンプをスマホサイトの動画コーナーに公開したのでチェックしてみてください!
まあ、たしかに彼の言うとおり、ステアリングアームが着地で壊れてなければ、コーナーはクリアできていたようにも見えますが・・・それにしてもクラッシュしても人気者!