昨夜はエストニアのライブリザルトに釘付けだった。大輝と貴元がヨーロッパに挑戦してからほぼ一年、その成長を楽しみにしていたファンも多かったはずだが、二人とも横転という残念なERCデビューとなった。
地元のトップ3に入るようなドライバーと6位争いをしていた大輝、つるつるの石畳のミスで38位と出遅れながらもオープニングSSで13位まで順位を戻した貴元。エストニアのステージはラインに乗っているかぎりは流れるようにスムースだけど、ラインを少しでも外すと恐いことが待っている。そんなやばさも思い知ることになっただろう。
横転という結果を惜しんでも仕方ないが、しかし、おそらくエストニアは二人が経験しているフィンランドやラトビアをさらに上回る、さらにウルトラハイスピードのステージだったはず。そんなステージで地元の猛者たちを相手によくあそこまで踏んだように思う。
次はラリー・フィンランド、こちらのほうが今の二人にはリズムをとりやすいだろうか。めげずに攻めてもらいたいものだ。